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ブログサイトや自社サイトのブログなどでアクセスが伸び悩んでいる方は、SEO対策を検討しているのではないでしょうか。
しかし、SEOに関する情報は難しい言葉が多く、ハードルが高いと感じている方もいるかもしれません。
そこで今回は、ブログへのアクセスを増やすためにSEO対策をしたいと考えている方向けに、SEOの基礎知識と要点をわかりやすく紹介したいと思います。
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SEOとは?
SEO対策を行うためには、まずSEOを知る必要があります。
検索エンジンとは、GoogleやYahoo!といった検索サイトの総称で、検索エンジンを使った時に最適な情報が探せる状態にすることを、「検索エンジン最適化」と言います
検索エンジンが最適化された時に、自分のサイトやブログが対応できるようにすることが、一般的に「SEO対策」と呼ばれる施策です。
使いやすい検索エンジンに対応するためのブログ作り、と考えるとわかりやすいかもしれません。
SEO対策を行うと検索エンジンでの評価が高くなり、検索結果で上位表示を目指すことができます。
Googleの考え方とSEOの歴史
それでは一体、検索エンジンがどのような状態であれば最適と言えるのでしょうか?
これは、検索エンジンの最大手であるGoogleの考え方や、SEOの歴史から読み解くことが可能です。
Googleは、自社が提供している検索サイトを多くの人に利用してほしいと考えています。
そのためには、欲しい情報がすぐ手に入る便利な検索サイトでなければなりません。
例えば、「近くのカフェ」へ行きたいと思い検索をした時に、カフェの由来が書かれたサイトであったり、自分が住んでいない土地のカフェが表示されたらどうでしょうか?
今から近くのカフェに行きたいと考えているのに、必要のない情報ばかりでは検索が役立ちません。
実は、2012年頃までのGoogleは使えない情報がならぶ検索サイトでした。
検索エンジンの仕組みが進歩しておらず、専門的な知識がある人なら簡単に検索結果の上位表示ができたからです。
これでは便利な検索サイトとはいえず、利用するユーザーが減ってしまうと危惧したGoogleは、検索エンジンの評価の仕組みを大きく変えました。
「近くのカフェ」に行きたい人の検索結果には、自分がいる場所の近所にあるカフェの情報や、おすすめのカフェまとめなどが表示されるようになったのです。
このように、Googleは検索したユーザーが求めている情報を正しく提供できる、便利な検索サイトを目指しています。
SEOはその考え方に基づいているため、SEO対策も同じ考え方で行う必要があります。
SEOで上位表示する仕組み
それでは、検索エンジンの評価方法や仕組みはどのようになっているのでしょうか。
検索エンジンは、ウェブ上にあるウェブサイトの情報を集め、専用のサーバーへ記録しています。
インデックスされたサイトは、検索エンジンが独自の基準で評価し、関連するキーワードごとに順位が決まります。
その順位の一覧が検索結果としてユーザーに表示される仕組みです。
検索エンジンの評価基準は、一般公開されていません。
しかし、Googleは評価されやすいサイトを作る方法を公開しているため、ぜひSEO対策の参考にしてみてください。
参考:「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」
https://developers.google.com/search/docs/beginner/seo-starter-guide?hl=ja
ブログで行うべきSEO対策
検索結果で上位表示するためには、ユーザーの求める情報を提供できるブログでなければなりません。
一体何をすればいいのでしょうか?
ブログで行いたいSEO対策の方法を、要点を絞って具体的にご紹介します。
キーワード設定をする
SEOは、まずユーザーが検索をするところから始まります。
検索する時に入力する言葉をクエリと呼びますが、このクエリに関連するサイトが検索結果に表示されるのが検索エンジンの仕組みです。
そのため、ブログ記事を表示させるには、クエリに関連するキーワードを入れる必要があります。
ブログ記事を書く時は、必ずキーワードを設定して関連する情報を盛り込むようにしましょう。
検索するクエリとブログで設定されたキーワードが一致することで、検索されやすい記事になります。
記事の構成をわかりやすくする
ブログはほとんどがテキストで構成されるため、その中から必要とする情報を見つけてもらうためには、記事の書き方も重要です。
読みやすい文章で書くことはもちろんですが、見出しを活用してわかりやすい構成を作りましょう。
見出しを使うことで読みやすくなるだけではなく、ユーザーに記事の要点を伝えることができます。
また、見出しを使って目次を作れば、ユーザーは自分の読みたいところへすぐに移動することも可能です。
タイトルタグやディスクリプションタグを設置する
検索結果の仕組み上、ブログ記事は検索エンジンでも読みやすくする必要があります。
検索エンジンはシステム的に記事を見るため、ブログに設置されたHTMLタグで内容を読み取っています。
そのため、記事のタイトルを伝える「タイトルタグ」や、記事の概要をまとめた「ディスクリプションタグ」と呼ばれるHTMLタグを設置することで、検索エンジンは評価をしやすくなります。
また、タイトルタグやディスクリプションタグは検索結果の表示でも参考にされるため、ユーザーにアピールをする場所の1つでもあります。
サイトの構成をわかりやすくする
ブログサイトは複数の記事でできているため、比較的ページ数が多いサイトです。
1つの記事を読んだユーザーが関連記事を読みたいと考えた時に、サイトのどこへ行けば関連記事が読めるのかすぐに分かると記事も読みやすくなります。
ブログサイトは、大きなテーマごとにカテゴリーを使って記事を分類し、他の記事が探しやすい構成で作るようにしましょう。
内部リンクを構築する
サイトの構成をわかりやすくまとめたとしても、他のページへ移動ができなければ意味がありません。
そのため、各ページには適切な内部リンクを設置して、ユーザーが移動しやすいようにしましょう。
例えば、パンくずリストを設置したら、1つ上の階層に戻りやすいようにリンクしたり、本文の中から関連性のある記事へすぐ飛べるようにリンクしたり、必要なところへリンクを設置します。
ユーザーだけでなく、検索エンジンもこのリンクを参考にしてくれるため、記事同士の関連性を伝えることもできます。
サイトマップを作成する
検索エンジンに正しくインデックスしてもらうためには、ブログサイト内のページをすべて把握してもらう必要があります。
すべてのページを一覧にしたサイトマップを作成しておくと、検索エンジンはサイト内のページを把握しやすくなり、インデックスにも役立ちます。
検索エンジン向けのサイトマップはXMLサイトマップといい、Googleが指定する方法での記載が必要です。
ユーザー向けにもサイトマップを用意して、ページ追加やフッターへ設置しておくと他の記事を探す時に役立ててもらうことができます。
被リンクなどの外部施策を行う
Googleはサイト評価の1つに「PageRank(ページランク)」という基準を設けています。
良いサイトは自然と外部からの被リンクを集めるという考えから、他サイトからの被リンク状態を参考に決められるGoogle独自の基準です。
そのためSEOでは、ブログ記事が外部からリンクしてもらえると効果的です。
例えば、SNSや紹介記事などを活用して、ブログの記事へリンクをしてもらう方法などがあります。
ただし、ページランクは単純な被リンクの数で決まるのではなく、関連性や質も十分に見極められた上で決められています。
ページランク目的でリンクを購入したり、自作自演を行うといった方法は逆に悪い評価を受けてしまうため、絶対に行ってはいけません。
ブログのSEO対策まとめ
ユーザーにとって使いやすく便利な検索サイトでありたいというGoogleの考えから、検索結果はより良い状態へと変化しています。
そんな検索結果にあわせたSEO対策を行うと、自然とユーザーにとって良いブログサイトを目指すことにつながっていきます。
SEO対策を行うことで記事の質が上がり、表示順位だけでなくユーザーからの評価や満足度を上げることも可能です。
アクセス改善のためにSEO対策を検討している方は、今回の記事を参考に1度ブログ記事を見直してみてはいかがでしょうか?