被リンクのSEO効果とは?注意点と施策方法を解説します!

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SEO対策の中でも、被リンクは重要視されています。

1度は検討した、もしくは聞いたことがあるのではないでしょうか?

しかし、なぜ被リンクが重要視されているのか、どうやって被リンクをSEO対策につなげたら良いかわからないという方も多いかもしれません。

そこで今回は、ブログサイトにおける被リンクの効果と、対策を行う上での注意点をご紹介します。

ななと

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目次

被リンクとは?

被リンクとは、自分以外のサイトに設置されている、自分のサイトへのリンクを指します。

例えば、自分のブログサイトの記事が、他のブログサイトで紹介してもらえて、紹介リンクが設置されたとしましょう。

この紹介リンクをクリックしたユーザーは、自分のブログサイトへ訪れてくれます。

このように、外部のサイトから自分のサイトへ移動できるように設置されたリンクが、被リンクです。

自分から見て、リンクを受ける側を被リンクと呼び、自分が外部のサイトへ移動できるリンクを設置した場合は、外部リンクと呼ぶこともあります。

被リンクのSEO効果

被リンクがSEO対策で重要視されている理由は、被リンクが検索結果の順位を決める要素として、活用されているからです。

検索エンジンの中でも大手であるGoogleは、被リンクがページの評価判断のための重要な要素として使われていることを公言しています。

”Google は、ウェブページの関連性を判断するための重要な要素としてリンクを使用しています。”
引用元:https://developers.google.com/search/docs/essentials/spam-policies#link-spam

こういった理由から、被リンクはSEO対策の中でも話題にされることが多く、重要視されているのです。

また、Googleも、より正しい評価を行えるように、被リンクの評価方法を何度も改善してきました。

被リンクを使ったSEOの外部施策

被リンクはSEO対策として大きな効果が見込まれます。

そのため、2016年頃までは被リンクを使ったSEO対策が行われており、検索結果の品質はあまりよくありませんでした。

Googleの被リンクに対する評価が、サイトの内容に関係なく、被リンクの数が多ければ多いほど評価される仕組みだったからです。

こうした仕組みを利用して、一部のサイト運営者は、被リンクを購入したり、関係のないサイトと相互リンクをしたり、悪質な方法で順位を上げるようになりました。

Googleのペナルティとは?

被リンクのSEO効果を利用して、悪質な行為を行うサイトが増えてしまうと、検索結果は使いやすくなりません。

そのため、Googleは被リンクの評価方法を改善し、2016年に検索エンジンの仕組みを変更しました

被リンクによる悪質なSEO対策を行っていると判断されたサイトは、検索エンジンが評価を下げるようになったのです。

このように、検索エンジンがサイトの評価を下げることを、「ペナルティ」と呼びます。

もちろん、ペナルティを受ける理由は、悪質な被リンクだけが理由とは限りません。

しかし、悪質な被リンク施策をしている場合も、ペナルティの対象となります。

Googleの行うペナルティは2種類あり、1つは手動で行われるもの、もう1つは自動で行われるものです。

どちらのペナルティも、受けてしまうと検索結果で表示される順位が下がるか、最悪の場合はインデックスが消される可能性もあります。

被リンクによる施策は、効果が高いからこそ、悪用をすると大きなペナルティを受ける可能性があるという点に注意しましょう。

やってはいけない被リンク施策

それでは、どのような被リンクが悪質な施策と判断されるのでしょうか?

Googleが公開している基準では、下記のようなリンクが対象となっています。

悪質な被リンク対策と判断される例
  • お金を使って購入したリンク
  • 設置に対して金銭以外の報酬を伴うリンク
  • リンクの効果を目的として過剰に相互リンクをする
  • 自動的にリンクを設置するシステムリンク集からのリンク
  • 質の低いコンテンツやサイトからのリンク
  • コメントやテンプレートなどに無作為に設置されるリンク
  • キーワード全てにリンクを入れるなど、不自然に設置されているリンク

ここで気になるのが、広告やアフィリエイトなどのリンクです。

広告やアフィリエイトのリンクは、お金を使ってリンクを購入します。

上記の項目に該当していますが、広告であることを正しく明言すれば、悪質な施策の対象にはなりません。

広告やアフィリエイトなどは、ブログサイトの運営を行う上で、必要なマーケティング活動です。

Googleもその点は理解しているため、広告やアフィリエイトのリンクを設置する、もしくは設置してもらう場合は、Googleのガイドに沿って正しい設置をしましょう。

参考:https://developers.google.com/search/docs/crawling-indexing/qualify-outbound-links

ブログサイトで行いたい被リンク施策

被リンクを使ったSEO対策は、もうしない方がいいのでしょうか?

結論からいうと、被リンクを使ったSEO対策はまだまだ有効です。

それでは、どのような方法がよいのでしょうか?

悪質な被リンクではなく、正しい評価を受けられる被リンク施策の方法をご紹介します。

良質なコンテンツを作成する

被リンクをもらうためには、ブログサイトの記事が良質である必要があります

有益な情報が盛り込まれた記事や、読んでいておもしろい記事は、ユーザーから評価を受けやすいものです。

ブログサイト内で作成する記事やコンテンツは、しっかりと作り込んでおきましょう。

もちろん、最初から良質なコンテンツである必要はありません。

ユーザーの反応や他のサイトの情報を参考に、手直しをして良質なコンテンツに仕上げていっても良いでしょう。

ユーザーが、自分から紹介したいと思えるような記事を作ることが、被リンク施策で最も大切な施策です。

SNSなどを活用して露出を増やす

被リンクを集めるためには、まずブログの存在や記事を知ってもらい、読んでもらう必要があります。

ブログを認知してもらうためにも、露出を増やしていきましょう。

ブログをアピールする方法の1つとして、SNSの活用が挙げられます。

例えば、自分で運用するTwitterのアカウントで、記事を書いた時に宣伝のためにツイートをしたとします。

すると、読んだ自分のフォロワーユーザーが、記事拡散をしてくれるかもしれません。

記事内に各種SNS用のシェアボタンを設置しておけば、記事を気に入ったユーザーがシェアをしてくれる可能性もあります。

このように、ブログや記事の露出を増やして見てくれるユーザーを増やすことで、ブログへの被リンク機会を増やすことが可能です。

集まった被リンクを見直す

新しい被リンクを集めることも重要ですが、集まった被リンクを見直すことも大切な施策です。

自分は悪質な被リンク施策をしていないとしても、知らないところで勝手に悪質なリンクが設置されているかもしれません。

Googleがペナルティにする対象は、自分の意思で行った被リンク施策だけではなく、自分が知らないところで行われたものも対象です。

ある程度の被リンクが集まるようになったら、悪質なリンクが勝手に設置されていないか、定期的に確認するようにしましょう。

自分のブログサイトへの被リンクは、Googleが用意しているサーチコンソールを使って確認できます。

サーチコンソールのレポートの1つである、リンクレポートです。

被リンク元を確認して、万が一被リンクを外してほしいサイトがある場合は、サイト管理者へ連絡をしてリンクを外してもらう必要があります。

ブログサイトの被リンク施策まとめ

SEO対策として重要視されている被リンクは、検索結果の表示順位を大きく左右します。

もちろん、被リンクが評価のすべてではありませんが、決して無視できる存在ではありません。

効果が大きい分、悪質な方法で施策してしまうと、評価を得るどころか、検索結果から消されてしまうこともあります。

しかし、正しい方法で被リンク施策を行えば、ブログサイトの評価向上も可能です。

ブログ記事が増えてリンクしてもらえる機会が増えた、という方は、ぜひ1度被リンク施策を見直してみてはいかがでしょうか?

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