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「早期教育」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
赤ちゃんは0歳から5歳頃までに脳が著しく発達するという研究結果があります。
その時期に様々な経験・体験をすることで、脳の発達に良い影響があるとされています。
しかし、実際には育児や仕事をしながら習い事に通うのは、負担が大きいのではないでしょうか。
そこで今回は、自宅で行う“通信教育”の中から、0歳から始められるものをピックアップして掲載していきたいと思います。
また通信教育を選択するメリット・デメリットも合わせてご紹介いたしますので参考にしてみてくださいね。
通信教育を選択するメリット
メリットは以下の2つがあります。
通う手間がなく負担が少ない
近くに希望の習い事がない場合には遠方まで出向かなければならなかったり、悪天候の日も通わなければならなかったりと負担になることがあります。
その点、通信教育では好きなときに行うことができ、天候や体調を気にする必要がありません。
いつでも気が向いたときに行うことができる
お子様がとても集中しているときにはいつもより時間を延ばすことで、効率的に学習することができます。
逆にぐずっていたり、集中力がなかったりする場合にはその日にわざわざ行う必要はなく、日を改めることができます。
このようにお子様の気持ちに寄り添いながら行うことができる点は、大きなメリットといえるでしょう。
デメリット
対して、デメリットは以下の3つがあります。
保護者の方が相手をしないといけない
通う習い事では先生やコーチがいて教えてくれるため、保護者の方はお子様と一緒に“参加する側”に回りながら学ぶことになります。
一方で、通信教育の場合は保護者の方がお子様のお相手をしながら“教える側”になる必要があります。
DVDやCDなど見せたり聴いたりするものもありますが、カードを使ったりやりとりを楽しむ教材も多いため、やはり保護者の方が関わることが必須になってしまいます。
お子様と関わることでスキンシップになるので発達にいい影響がありますが、どうしても手間に感じてしまう方もいるでしょう。
友達ができない
通っている場合、お子様も保護者の方も、お友達ができることがあります。
友達と一緒に過ごすことで、習い事がより楽しく感じたり、やる気が出る子もいたりします。
しかし、通信教育では友達を作ることはできません。
仕方のないことではあるのですが、残念なポイントといえるでしょう。
通信教育ではできない習い事がある
水泳教室、リトミック、体操教室など、通信教育ではできない習い事があります。
そのような習い事をさせたいと考えている場合は、どうしても通うタイプを選択することになってしまいます。
0歳から始められる通信教育
メリット・デメリットがわかったところで、0歳から始められる通信教育を具体的にご紹介していきたいと思います。
お試し教材や資料を請求することができるところもありますので、参考にしてみてくださいね。
こどもちゃれんじベビー
最も有名な通信教育といえば、こどもちゃれんじではないでしょうか。
たまごクラブ・ひよこクラブと同じ出版社ですので、妊娠中に購読し、懸賞等に応募をしていた場合は、出産と同時にこどもちゃれんじのお知らせが届くようになったという方もいるかもしれません。
日々あっという間に成長をしていく赤ちゃんの、月齢に合ったおもちゃや絵本が毎月届きます。
感性、知性、運動機能をはぐくむために開発された絵本やおもちゃは赤ちゃんの脳をしっかり刺激し、様々な体験ができるように日々改良されています。
おもちゃや絵本がどんどん溜まってしまうことはデメリットになるかもしれませんが、忙しくておもちゃや絵本を買いに行くことができない・何を買ったらいいかわからない…という保護者の方にぴったりな通信教育といえます。
ディズニー英語システム
こちらも昔から大変有名な通信教育のため、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんの脳はどこの国で生まれても大丈夫なように、どの言語でも対応できる能力が携わっているそうです。
そのため、幼い頃から英語を聴くことで日本語だけでなく英語にも対応できるようになるのです。
ディズニー英語システムではCDやDVDが充実しているため、0歳の頃の赤ちゃんに流しているだけで自然に英語が耳に入るようになっていくのです。
デメリットとしては、月々払いや、単品購入など選ぶことができるとはいえ、全体的に教材が高価なことがあげられます。
しかし、教材が壊れてしまったときに無料で修理・交換をしてくれるサービスや、各種イベントへの参加など様々なサポートが充実しています。
兄弟で使うことができますので、2人、3人の兄弟で使用することを考えると英語教室に通うよりも結果的に安価になることもあります。
教材を片付ける棚も可愛い物が届きますので、英語を幼い頃から学びたい方はもちろん、ディズニー好きの方にもおすすめの通信教育といえるでしょう。
私もディズニー英語システムの教材を購入し、子供に聞かせていますが、本・音楽・道具など内容がとても充実しており、とてもオススメですよ。
Baby Kumon(ベビーくもん)
Baby Kumonは、有名な公文から出ている赤ちゃん向けのサービスです。
こちらは月齢に合わせた教材が毎月届くと同時に、月に1度教室に通って先生とコミュニケーションをとるという変わった通信教育になっています。
自宅では絵本やカード、CDなどを使い、お家で赤ちゃんと一緒に遊びながら好奇心を引き出したり、様々な体験をしたりすることで脳を刺激します。
そして月に1度先生と対面でのレッスンの時にはその教材を使ったより良い遊び方や、声掛けの方法などを教えていただくことができます。
また、育児に関するアドバイスなどもあり、子育てに不安がある保護者の方にとっては心強いのではないでしょうか。
デメリットとしては、教室に通うのが不便な場合があることです。
平日の夕方や土日は対応していないことが多くお仕事をしている方には中々通いづらいかもしれません。
また、教室の場所が限られていますので受講したくても近所に教室がない場合もあります。
サービスはとても良いものですので、都合の着く方はぜひ試してみてくださいね。
七田式(しちだしき)
約60年に渡る教育の実績を誇っている、七田式をご存じでしょうか。
七田式は幼児教育だけではなく、胎児期~大人期、そしてシニア期まで全年代の教育を研究し、様々な教材を販売しています。
中でも幼児期にはとても力を入れており、その教育は子どもに色々と教え込むのではなく、子どもの本来持っている力を伸ばすことを重視しています。
また、「認めてほめて愛して育てる」というスローガンがあり、親子関係を大切にしながら心の発達が促されるようにしています。
そんな七田式ですが、全国の教室に通うパターンの他、自宅で学べる通信教育の教材も充実しています。
七田式通信教育の幼児コースでは、0歳から6歳まで受講することができますが、その時期に最適なものを届けるために月齢ごとに区切って構成されています。
0歳では主にフラッシュカードを使用して自然に脳に働きかけたり、遊びを通じて楽しくコミュニケーションをとりながら学んだりできる教材などを使用しながら、一日30分無理なく行うことができます。
取り組みがうまくいかないときには講師の方からアドバイスをもらうこともでき、サポートも充実しているところが魅力です。
お子様と楽しみながら、お子様自身の能力を伸ばしていきたい方にぴったりの通信教育となっています。
まとめ
4つの通信教育をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
運動が好きな子、勉強が好きな子など様々ですが、幼いころにたくさんの経験や体験をすることで色々なことに興味関心を持つことに繋がり、将来の幅がぐっと広がります。
ご家庭の方針や金銭的な面もあると思いますが、ご家族で相談し、保護者の方やお子様にとって良い選択ができるといいですね。