ネントレとは?方法やメリット・デメリットについて解説

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「赤ちゃんの夜泣きがひどく、パパママも寝不足・・・」

「赤ちゃんを寝かしつけている間に一緒に寝落ちしてしまう・・・」

など、赤ちゃんの睡眠について悩まされている方は多いことでしょう。

赤ちゃんがすんなりと寝てくれることを願うパパママも多いのではないでしょうか。

今回は、赤ちゃんの睡眠についての悩みを解消するための一つの方法である「ネントレ」について解説します。

なな

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目次

ネントレとは?

赤ちゃんが自分の力でぐっすりと眠れるように習慣づけることを「ねんねトレーニング」、通称「ネントレ」といいます。

赤ちゃんが夜泣きをしたりぐずったりしても、おっぱいをあげたり抱っこしたりせずに自分の力で眠りにつくように促し、最終的には朝までぐっすり眠れるようになることを目指すものです。

ネントレのメリットは?

ネントレは、赤ちゃんやパパママにとって以下のような効果をもたらします。

赤ちゃんの睡眠の質が高まり、生活リズムが整う

赤ちゃんの寝つきが早くなり、途中で目が覚めてもまたすぐに眠ることができるようになるため、睡眠時間が長くなります。

さらに、夜泣きの回数が減り、朝までぐっすり眠ることができるため睡眠の質が高まります。

夜間によく眠ることは、お昼寝の時間が短くなり日中ご機嫌でよく遊ぶことにつながり、自然と生活のリズムがつくようになっていきます。

パパママの負担が減る

赤ちゃんの夜泣きが原因でパパママが睡眠不足になることも。

睡眠不足はイライラの元になり、育児ストレスや産後うつを助長させる原因になります。

赤ちゃんが夜間ぐっすり寝てくれることによってパパママの睡眠不足が解消され、余裕を持って育児に取り組めるようになる効果が期待できます。

さらに、毎日同じ時間に寝てくれることで一日の段取りもつけやすく、寝かしつけながら一緒に寝てしまうこともなくなるため、パパママの自由時間も確保できます。

ネントレのデメリットは?

ネントレのデメリットはあるのでしょうか。

ネントレによって赤ちゃんがサイレントベビーになるといったような心への悪影響はないと言われています。

ただ、パパママへの影響として、泣いている赤ちゃんを見て心を痛めてしまったり、育児書通りにネントレが進まず、落ち込んだりイライラしたりすることがあるでしょう。

住環境の問題で赤ちゃんの泣き声を響かせておくわけにはいかない場合も考えられます。

パパママがネントレをストレスに感じる場合は無理に進めることはなく、一旦休憩して様子をみましょう。

ネントレの開始時期は?

ネントレの開始時期は生後4~6か月ごろが適していると言われています。

生まれて間もない赤ちゃんは短い周期で寝て起きてを繰り返しますが、生後4か月以降になると夜間にまとめて寝ることができるようになります。

夜間にまとめて寝ることができるようになり、夜間の授乳・ミルクの回数が減ってきたときが、ネントレを開始する目安です。

ネントレの方法は?

では、実際にネントレの方法を見てみましょう。

ネントレの方法はさまざまですが、一般的な方法をご紹介します。

就寝時間を決める

毎日同じ時間に寝かせるようにしましょう。

日中よく遊ばせてあげることで、早い時間に眠りにつくことができます。

よく遊んだらそろそろお風呂、最後の授乳(もしくはミルク)というように、毎日の流れを同じにしておく方がいいですね。

なな

よく遊んだらそろそろお風呂、最後の授乳(もしくはミルク)というように、毎日の流れを同じにしておく方がいいですね。

入眠前のルーティンを決める

子守唄を歌う、絵本を読むなど、寝る前のルーティンを決めましょう。

寝る前に毎日繰り返すことで、赤ちゃんはそろそろ寝る時間だなと心の準備をすることができます。

寝る環境を整える

部屋を暗くし、静かにして寝る準備に入りましょう。

なな

静かすぎて赤ちゃんが不安がる場合は、リラックスできる音楽を流してあげるのもいいですね。

布団に入ったら抱っこはしない

ネントレは、赤ちゃんがウトウトし出したら布団に寝かせ退室する方法や、ウトウトする前から「おやすみ」と赤ちゃんを残して退室する方法などがあります。

いずれの方法も、一度赤ちゃんを布団に寝かせたら、泣いてぐずっても赤ちゃんを抱き上げないようにするのがポイントです。

トントンしたり「大丈夫、大丈夫」と優しく声をかけたりしながらそっと見守ります。

赤ちゃんが泣いているからといって抱っこしたりおっぱいをあげたりしてしまうと、それなしでは眠りにつけないようになってしまう可能性があります。

なな

赤ちゃんが泣いているとすぐに抱っこしてあげたくなるものですが、そこはグッと我慢してトントンや声かけでしのぎましょう。

赤ちゃんが泣いても、数秒から数分待ってから様子を見に行く

赤ちゃんが泣いたらすぐに駆けつけてあげたくなりますが、少し間を置いてから様子を見に行くようにします。

初めは数秒待ってから駆けつけ、そして赤ちゃんの様子を見に行くまでの時間を徐々に長くしていきます。

繰り返すことで、赤ちゃんは一人で寝ていてもパパやママは近くにいていつでも駆けつけてくれることを学習し、安心して一人で眠りに入ることができるようになるのです。

まとめ

今回は、ネントレの方法やメリット・デメリットについてご紹介しました。

ネントレは、うまくいったと思ったらまた逆戻りすることや、成功するまで数週間かかることもあり、気負いすぎず夫婦で協力しながら進めていきましょう。

今回の内容が、夜泣きや寝つきが悪いなどの赤ちゃんの睡眠に関する悩みを抱えるパパママの手助けになれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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