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「よく聞くけど、投資型クラウドファンディングってなに?」
「投資型クラウドファンディングの特徴を教えて」
この記事はこんな人のために書いています。
投資型クラウドファンディングは、クラウドファンディングの仕組みを採用した新しい形の現金調達方法です。
本記事では投資型クラウドファンディングの特徴やメリット・デメリットなどを説明します。
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投資型クラウドファンディングとは
投資対象はスタートアップやベンチャー企業が多くあります。
また、投資型クラウドファンディングには、3種類あるので、本節ではそれぞれくわしく説明します。
ファンド型
支援者は、プロジェクト単位で成功した利益から支援金額に応じた分配金が見返りとしてもらえます。
ファンド型でもっとも多いプロジェクトは、不動産型投資型クラウドファンディングです。
ネットで完結できる点と手軽さが魅力で人気のクラウドファンディング投資です。
融資型
融資型は、値動きが少ないため、このクラウドファンディングの活用が注目されています。
株式型
ベンチャー企業やスタートアップの株式を購入するプラットフォームとして、クラウドファンディングが活用されているというイメージです。
スタートアップの場合、倒産のリスクも高いため、ビジネスモデルをよく吟味した上での購入が必要です。
ハイリスクである分、ハイリターンも見込める点が魅力の一つです。
投資型クラウドファンディングのメリット
投資型クラウドファンディングのメリットは、大きくわけて3つあります。
以下では、それぞれくわしく説明します。
少額運用が可能
一般的な株式投資の場合、100株からの購入が原則であるため、最低でも30万円程度の資金が必要です。
しかし、投資型クラウドファンディングの場合、そういった制約がないため、1口1万円から始めることができます。
サイトによっては手数料もかからない場合があるため、初心者にとてもおすすめの資産運用の新しい形であると注目を集めています。
投資信託よりも高いリターンが見込める
中には、4〜10%の利回りもあります。
何もしなくていい
出資後には、キャンセルや権利の売却ができませんが、分配金が出るまで放置というやり方で資産運用する人が多いようです。
3.投資型クラウドファンディングのデメリット
投資型クラウドファンディングのデメリットは、大きくわけて3つあります。
以下ではそれぞれくわしく説明します。
貸し倒れリスク
投資信託も投資型クラウドファンディングも貸し出しなので仕組みは同じです。
しかし、貸出先が倒産したり財務状況が傾くことで返済が滞る可能性があります。
また、融資の完了後には契約のキャンセルや権利の売却もできない点は投資信託と比べても大きなデメリットであると言えます。
中長期投資に向いている
FXやデイトレードの場合は、短期的な利益が重要です。
数ヶ月、数年というスパンで利益の上がり幅を見て、分配金で利益を上げるというモデルになります。
したがって、中長期的な投資ができる人に向いています。
リスクの種類が豊富
不動産の場合は震災や火災のような災害が引き金になって貸し倒れを起こす可能性がありますし、ベンチャーやスタートアップのプロジェクトの場合、金融ショックがその引き金になるかもしれません。
そのため、リスクの種類が豊富であるためそれぞれに合ったリスクヘッジが必要です。
まとめ
投資型クラウドファンディングについての紹介でした。
キャンセルができない点など、クラウドファンディングならではの特徴がありますが、この点には細心の注意を払った上で投資を行いましょう。
リスクが高い分だけリターンも大きいため、上手に運用できれば資産を大きくふくらませることも可能です。
株式投資だけでなく、投資信託などバリエーションをもった資産運用をすることで、リスクを減らして利益を確保していくことが賢い選択となるでしょう。