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ボルダリングといえば、2020年東京オリンピックで初開催されて注目を集めましたね。メディアでも頻繁に取り上げられるようになって、趣味としても人気上昇中です。
しかしながら、始めたいと思っていても、ルールが分からず、なかなか始めれない人も多いのではないでしょうか。
この記事ではボルダリングについて分かりやすく話していきますので、ボルダリングに興味を持ってる方やこれから始めたい方は必見です。
ボルダリングの魅力
一度失敗したら終わりではありません。
失敗する毎に、次はどのように登ればゴールできるかを考え、登れた時の達成感・爽快感は他のスポーツでは感じることはできないものです。
登れたときの達成感・爽快感が癖になってハマりました。
ただ闇雲に登るだけではなく、頭を使ってゴールを目指すので、とても奥が深いスポーツです。
自然の岩や岸壁を登るロッククライミングと違い、ボルダリングは室内でできるスポーツです。
また最近、ボルダリングジムの数も増えており、学校帰り・仕事帰りに手軽に行きやすくなりました。
施設で道具もレンタルすることができるので、何か道具を持参しておく必要もありません。
利用料金も施設によって前後はしますが、1回でおよそ2千円程度です。
ボルダリングジムに行くと、グループで来て楽しんでる人達もいますが、老若男女問わず1人で来ている人もたくさんいます。
最初はグループで来たものの、ボルダリングにハマって、その後1人で通い続ける人も多いです。
最近は1人で登っている女性クライマーも増えてきて、女性の方も1人で気軽に行きやすくなりましたね。
ボルダリングは有酸素運動と無酸素運動が組み合わさった運動です。
全身の筋肉を使うため、ただ登るだけで、バランスよく体の筋肉を鍛えることができます。
週1回でもかなり効果がありますので、自分のペースで続けることができます。
私はダイエットとして、楽しく続けれています。
最近は子供の習い事としてボルダリングをさせる親御さんも増えてきましたね。
ボルダリングのルール・マナー
ボルダリングは壁の石をただ登ればいいというわけではありません。
明確なゴールがあり、考えながら登る奥が深いスポーツです。
ここではボルダリングのルールとマナーについて説明していきます。
1.ボルダリングのルール
ボルダリングジムに行くと、壁にホールドと呼ばれる石が無数にが埋められています。
ボルダリングでは、これらホールドを使って、スタートからゴールまで登っていきます。
まずはホールドの横に「スタート」や「S」と書かれたテープがあればそこがスタート地点です。
ボルダリングでは、スタート地点のホールドを両手で触れることでスタートとなります。
そこから「ゴール」または「G」と書かれたホールドを両手で触れることができればクリアです!
しかし、このホールド、どれでも使って登れば良いというわけではないのです。
ボルダリングではコースごとに使用できるホールドが制限されています。
ボルダリングのホールドをよく見ると色のついたテープがついています。
これはそのコースごとに使えるホールドを色分けしているのです。
まずは挑戦するコースを決め、そのコースのスタート地点を探しましょう。
そこからは、挑戦しているコースに応じたテープがついているホールドのみを使って登り、ゴールができればクリアとなります。
2.ボルダリングのマナー
ボルダリングには明確に順番に並んでやるような決まりはありません。
そのため、1人で同じ場所を独占すると、他のクライマーがやりたくてもできない状況になります。
基本的には、マナーという曖昧なルールと自己責任しかありませんが、皆さんがボルダリングを楽しむために、少し気を付けておけば良いことを紹介します。
ボルダリングは初トライでクリアすることは難しく、トライ&エラーで挑戦していくスポーツです。
そのため、落ちることがとても多いです。その際の接触が最もケガの原因になります。
他のクライマーが登っている壁に登るのは、落ちる場所が同じなので危険です。
登る前には、必ず他のクライマーがその壁を登ってないかをしっかりと確認してから登りましょう。
ボルダリングでマットを敷いているところは、基本的に人が落ちてくるかもしれないエリアです。
待機したり、休憩するにはマットの外が最も安全です。
必ずマットの外にいる様にしましょう。
また、ボルダリングのチョークバック等を、マットエリアに置いておくのもやめましょう。
その上に人が落下する危険があり、ケガの原因にもなります。
持ち物は待機エリアに置いて、トライがひと段落したらチョークバックも置きっぱなしにしないようにしましょう。
連続してトライして、壁を独占することはマナー違反です。
あなたのトライが終わるのを待機している人がいるかもしれません。
たとえ、一手目二手目で落ちてしまっても、一旦壁から離れて周囲で待っている人がいないか確認してから再度トライするようにしましょう。
ボルダリングに必要なもの・服装は?
ボルダリングに必要な道具やどのような服装が適当かを見てみましょう。
施設では必要な道具はレンタルできますので、最初のうちはレンタルして使いましょう。
慣れてきたら、自分に合ったものを購入すると良いです。
(レンタル代がかかるので、長く通うのであれば、長期的に見れば、購入した方が安いです)
ボルダリングシューズとは柔軟性の高く、壁を登るために作られた靴です。
足幅等に無駄な隙間が出ないようなっているため、普段履く靴との大きく違いを感じるのは、サイズ感です。
レンタルする際には通常履く靴よりも1~2cmほど小さいものをレンタルするのが良いでしょう。
ただし、大事なのは足とのフィット感ですので、履いてみてガバガバだったり、痛みを感じるのであれば、別のサイズと入れ替えましょう。
チョークとはクライミング用の滑り止めです。
チョークバックは、そのチョークを入れておくバッグです。
バックには腰に下げて使用するタイプと、床に置いて使用するタイプがあります。
床置きタイプは、開口部が広いのでチョークを手に付けやすいのがメリットです。
腰付けタイプに比べ容量が多く、一緒に来た人と共有して使えます。
登っている際にチョークバックが邪魔にならないので初心者にはこちらをおすすめします。
ボルダリングは基本的な服装は、Tシャツ・パンツ・靴下の3つです。
他のスポーツとは異なり、動きやすい服装であれば専門のウェアは必要ないので持っている服で始められます。
ボルダリングは足裏の感覚が重要で、厚手の靴下よりも薄手の靴下の方がより足裏の感覚を伝わりやすいので、お持ちの靴下の中でも薄手のものを選ぶようしましょう。
初心者は壁にぶつけて擦り傷ができたりするので長袖のTシャツか半袖のTシャツにアンダーウェアがおすすめ。
パンツも長いものやハーフパンツにレギンスがいいです。
女性は胸元や背中が開いた服、丈の短い服は避けましょう。今は、可愛くて安いウェアもいっぱいあるのでおしゃれも楽しみながら始めれます!
- タオル
⇒ 汗を拭いたり、チョークのついた手を洗う際にあると便利です - 制汗スプレー・汗拭きシート
⇒ ボルダリングは意外と汗をかくので、気になる方は準備しましょう - スキンケアクリーム
⇒ 手指の皮膚がすり減るため終わった後に塗るといいです - 絆創膏
⇒ ホールドにぶつけて擦り傷ができることがよくあるので持参しておくといいでしょう
おススメの施設
クライミングジム業界で最も大型のチェーンで、全国各地に店舗展開しています。
会員になると全店舗利用することができるので、出張や旅行等の際の利用に便利です。
初心者スタートパックというレンタル用品とルールや注意点などのレクチャーが付いたプログラムがあり、初めての人も気軽に安心して始められるのでおすすめです。
関東を中心に展開するボルダリング&クライミングパークで、商業施設などの中にもあるので家族みんなで楽しむことができます。
レッスン・スクールも豊富にあり、キッズクラブは規模・生徒数ともに日本一のクライミングクラスです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ボルダリングはコスパが良く、ルールもそれほど難しいものでもないので気軽に始められる敷居の低さが魅力です。
また、成功体験を繰り返して、目的を持つことでの継続しやすさを兼ね備えているスポーツでもあります。
ボルダリングが少し気になってる方や、何かスポーツをする習慣が欲しいと感じている方は、まずは一度挑戦して見て下さい。